iPadで資格試験に挑む企画第二弾!!!
今回はiPadを使って通勤時間や寝る前などのちょっとした時間で教科書の内容を理解し構造的に暗記する方法についてご紹介します。
今回の学習方法は暗記が苦手で覚えるのに時間がかかってしまう。暗記したと思ったら内容を忘れてしまう。など暗記を苦手とする方だけでなく、仕事をしながら資格取得に挑む方へスキマ時間でiPadを使って教科書の内容を理解し構造的に暗記する方法です。
教科書の端の方の論点を暗記するというより教科書全体を理解し暗記するような勉強法です。
では、順を追って説明していきます。
暗記を得意とするためには構造的な理解が必要!!
暗記を苦手とする方は、覚えなくてはならない単語を単体で暗記しようとしていませんか?
単体で暗記することによって、それらの単語や物事はバラバラに頭の中に入ります。バラバラに入っているため、暗記したものを思い出す際に取り出しにくくなっているのです。
イメージとして、おもちゃ箱におもちゃをごちゃ混ぜにして入れておくと取り出す時に自分が取り出したい物をすぐに取り出そうとしても見つけるのに時間がかかりますよね。
人間の頭の中も同じ様なものだと思います。
暗記が得意な人に共通する点として、暗記していることを人に道筋を立てて自分の言葉で説明することが上手いという点があります。
これは、自分の頭の中に暗記している単語や物事についての情報が整理し収納されているからです。
先程の例で例えるならばおもちゃ箱におもちゃを整理整頓して入れておけば、取り出したい時にすぐに取り出すことが出来るのです。
では、暗記したい単語や物事を整理整頓して頭の中に入れるにはどうすればいいのか?
それが、構造的に理解するということなのです。
物事を大枠で捉え、中身を順序立てて覚える。
おもちゃ箱の大きさを認識して中に仕切りを作り、その中に種類別におもちゃを入れていくイメージです。
では、どうやって頭のなかにおもちゃ箱でいう仕切りを作って行くのか?
ここでiPadが登場してくるのです。
アウトライナーアプリを活用して、iPadで暗記に強くなる。
アウトライナーアプリとは、文章を箇条書きしていくことができ、その箇条書きの中にまた箇条書きしていけるものです。
概要の作成や目次の作成に使うツールの様です。
今回は暗記用に使いますが、これはこれで便利なアプリです笑
今回使用するのは、Cloud Outliner 2というアプリです。
Cloud Outliner 2:あなたのアイデアをアウトライン化し、生活を整理するツールですを App Store で
こちらは無料版で大丈夫です!

ダウンロードしてすぐはこんな感じで何もない状態です

左下のファイルのボタンをクリックすると新しいファイルが出てきますので暗記したい教科名などを入れてください。ex,歴史
名前を入れ終わったら今度は+のマークの右上に↓があるボタンを押します。

すると、目次の様なものが出てきます。
ここに、先程の教科の中の単元を入れていきます。ex,日本史、
次は+のマークに↘が付いているボタンを押します。

これでまた先程の目次の中に目次が入る形になりますので
教科書でいう1番大きな目次ex,平安京
このように、教科のファイルを作成し、教科書の単元、教科書の1番大きな目次、教科書の2番目に大きな目次といった具合に本の目次の部分をアウトライナーで作っていきます。

アウトライナーは□の横の▽ボタンを押すとその中の目次をしまうことが出来るのです。
これが暗記に役立つのです。

まず理解の段階では
全部を閉まった段階で大枠の教科書の流れを掴み、1段階開くことでその単元の内容が見れる。そして、また1段階開き単元の中身を確認することが出来る。
この工程を繰り返すことで教科書の大枠をつかむことができます。
細かく暗記する段階では、
例えば、単元の段階まで開きこの単元の中には何があったかな?と考えます。段階を一つ開き単元の中身を確認する。間違ったものを確認することで理解が深まりますし、問題形式になることで忘れにくくなります。
この方法で教科書の内容を大枠からつかみ、アウトライナーの設定次第ではある程度の細かい見出しに至るまで理解することが出来るので後はすんなりと暗記することが出来るのです。
アウトライナーのアプリで出来るのは、頭の中の仕切り作りです。細かな論点を覚えるのはある程度仕切り作りができた後です。教科書を読むことでその仕切の中に情報を入れ込む作業が必要です。
仕切りが出来上がった後はすんなりと知識が入ってくるのでスムーズに暗記をすることができます。
後記
私もこのアプリでの仕切り作りの前は教科書の単元の中身をノートに書き出して、単元より下を隠してこの単元にどんな論点があったかを暗記していました。このアプリでの学習方法ではiPadいや、もはやiPhoneさえあればどこでも理解と暗記が出来るので、通勤や通学時間で頭の仕切り作りをしてまとまった時間に教科書を読み込むことで教科書全体の理解、暗記が可能となります。時間の無い方にはおすすめですので是非一度お試しください。